「家具工房艸朴舎(そうぼくしゃ)」では、木の穏やかな存在感を大切にした、家具や暮らしの道具をつくっています。今回の旅では、家具職人・西浦健市さんに学びながら、地元「あんずの里」で剪定されたあんずの枝を使い、ジャムベラかバターナイフを制作します。日々の暮らしの中で使う道具を自分の手でつくってみましょう。
当日の様子

福津市の北、勝浦にある家具工房【艸朴舎】。まずは主の西浦さんご夫婦によるお茶でのおもてなし。心地よい時間のはじまりです。

今日は、あんずの里市で剪定されたあんずの木を使い、暮らしの道具(カトラリー)を作っていきます。

福津のあんずの木は、中心部分が少し堅く、色も出ていて、作品になるとどうなるかが楽しみ。

この形を削って、作品に仕上げていきます。バターナイフ、ジャムスプーンのどちらかを選択し、いよいよ作業。

皆さん、ゆったりとした空気の中で、もくもくと作業。静かな時間に木を削る音だけが響きます。

作業の後の昼食を終えたら、ご近所にある「若宮神社」へ散策。古くからの大樹があるこの神社はとても神秘的。昔ながらの暮らしを伝えているような場所です。

皆さん、真剣に作業中。

個性あふれる作品に仕上がりました!大切な暮らしの道具として、使い続けてほしい…という西浦さんご夫婦の想いをいただき、今日のプログラムは終了。