渡辺麻里

Mari Watanabe
「海と共にある暮らし」

「地元のものがこの海をきれいにしないと」渡辺麻里さんは、まるで海に話しかけるように言葉にしていました。
渡辺さんは、「Luana Yoga」を主催するヨガのインストラクター。福津で生まれ育ち、海と共にあるヨガを行いたいと、海岸や市内のコミュニティーセンターでのみ教室を開いています。
 毎週木曜日、渡辺さんは福間の海岸でヨガを行った後、腰をかがめ、ゴミを拾います。拾い続けても、漂着したゴミや捨てられたものは尽きることがなく、溜息を漏らすことも。それでも渡辺さんは海岸に向かいます。「ビーチクリーニングしたら気持ちがいいから。それに、「海が汚いね」と市外の友達ががっかりした姿を見ることが悲しいから」。この海は、渡辺さんの故郷の海。海辺で愉しく過ごしてもらえれば、自らの喜びとなり、その逆は悲しみとなる。渡辺さんにとって、この海は自身の一部となっているようです。
「嫌なことがあった時は、サンセットを見に行く。自宅からも見られるけれど、できるだけ近くで眺めたくなります」。茜色に空が染まり、夕陽が海面に沈んでいく時間を過ごす。すると、全ては解決してしまう。「まぁ、いいか」と。
海と共にある暮らしを送る渡辺さん。彼女の日常は、この土地の環境や流れる時間に沿った、最も自然に近い暮らし方のひとつのように感じました。




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渡辺麻里
「Luana Yoga」を主催するヨガのインストラクター。
今夏、ハワイにひと月滞在し、アメリカ公認のヨガインストラクターの資格を取得。


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